2012年6月4日月曜日

わたしのお針 浴衣

わたしのはじめてのお針紫陽花浴衣。
これは母からもらった浴衣生地。昔のらしい。すっごくしっかりした木綿二つ目のお針。
こちらは、母のお気に入り。大胆な柄です。

秩父織物の豆知識
古代より知々夫絹とよばれてきた美しい白絹は、鎌倉時代にお公家さんの雅な時代から武士の世(平清盛 放送中)となり、秩父絹布も質実剛健な絹布へと変化を遂げていきます。その実剛健な品質により、織布は、武士たちだけに留まらず、農民や町人、商人たちの間に広く親しまれ広まっていったのでした。うちでは、この歴史的な背景から、銘仙という総称では呼ばず、代々、秩父織りと呼んでいます。